メイン│雑談
九条紫 : これが、一般的な高校生の青春というやつか、、、
クランシェア : 一般的とは…?
九条紫 : ん、違うのでしょうか?一緒のバスで帰りながら、楽しく話す。実に良い関係かと
クランシェア : 着せ替え人形にされる高校生男子…… 私が見て来た辞書にはそんなの無かったよぉ……?
不知木藤 : 私も、やったことないですね……?
九条紫 : 確かに男子高校生と言われたらビックリするくらいカワイイですもんね・・・
クランシェア : ここにもカワイイ幼女がいるよぉ?
不知木藤 : 制服が無かったら分からないですよね……。紛らわしくて困ってしまいます。
不知木藤 : 誰だろうこの頭わかめさん
クランシェア : こわいおっちゃん…
吉田 耕助 : zzz…
吉田 耕助 : むにゃむにゃ…もう食べられないよぉ…
クランシェア : おじちゃんの隣~……♪ ふ~ん♪
クランシェア : 私のエナドリの残りは53mlです(ドヤァ
不知木藤 : 綾瀬さんのほうから肩叩いてませんでしたっけ…?
クランシェア : 今日のお昼はわかめの味噌汁~(´~`)モグモグ
クランシェア :
その頃、雀荘赤ドラのオーナー席にて、眉をひそめながらオレンジジュースを啜るクランシェアの姿があった。
情報の精査……ではない。
理由はそのオレンジジュースだった。
それは赤ドラで働くバイト店員、岸間りあに入れさせたものだ。
彼女は小さく愛らしいクランシェアがお気に入りで、しばしば子ども扱いする。
そして彼女は、癖のようにクランシェアに差し出す飲み物に、大量の砂糖を入れるのだ。
クランシェアの眉間のしわの理由は、そのゲロ甘ジュース。
霧谷の立ち振る舞い、温和な対応の数々を幼いなりにリスペクトし、
仕事をしようと志すクランシェアには、それを振り払う事もできないでいる。
そして今日何度目かの溜息をつきながら、虚空へと視線を泳がせるのだった。
不知木藤 :
警報が鳴った時の不知木の反応。
「う、うるさ……。火事……? 耳栓……」
本を読みながら。